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Writer's pictureKeiko Yoneyama-Sims

煮詰まったら、「良い出し」して見る。

自分のことでも他の人のことでも、なんか煮詰まってて、先に進んで無いなと感じたら、「良い出し」してみましょう。視点が変わって、今まで見過ごしてた解決策や、やる気がまた出て来たり、今までと違った気持ちの持ち方が見つかるかもしれません。


下手の横好きで、鍵編みを時々してます。2つのものしか作れないです。帽子とマフラーのみ。


1ヶ月位前に、娘のクラスメイトが娘のかぶっていた帽子と同じものを、作って欲しいーって頼まれました。せっせと作り始めたんですが、飽きっぽいのと忙しいのと風邪とが相まって、思ったより進みません。ちょこっと作っては休んでっていうのが数日続いてました。趣味でも、サッサーと作れないと煮詰まりますよね。「あー!なんで、こんな簡単なのも作れないなんてー」って。


イライラすると網目もなんか良い感じじゃないし、趣味なのにストレスふやすのも本末転倒ですよね。


なので、気分を変えるのに、「良い出し」してみました。

「良い出し」は「ダメだし」の反対で、ほんの些細なこととかでも、ちっちゃなことでも、上手く行ってることとか、マシだなーと思えることとか、ちょっと偉いじゃんって思うことを、挙げていくことです。ホンの1ー2分あれば十分。出来るだけ数多くあげて行ったほうが効果がもっと出て来ます。


その時思いついたのは、同じ色の毛糸あって良かったー、半分はできてるなー、ここまで良くたどり着いた!、昨日は1列だけでも進められた、イライラするのは待っていてくれてる相手にはやく届けたいからで自分を攻めてるんじゃない、とか。


この「良い出し」、ウワベだけの褒め言葉じゃなくて、起こった事や行動した事をあげていくのがミソです。


「良い出し」した後は、気分が良くなるから、じゃあもうちょっと今日も進めておこうか、となったり、まあなんとかなるよね、っておおらかになったり。そんな効果もあったりします。


今度に詰まった時に、お試しあれ。





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